【5/12新湊南部中学校の生徒の皆さんへ①】

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田植えをしていただいた学校田

 先週末、学校田の田植えを地域の方に行っていただきました。

 本来ならば、3年生の皆さんとともに、手植えで行う予定でしたが、田植えは5月中旬までに終えなければならず、今年ばかりは仕方ありません。

 残念な気持ちと同時に、地域の方々の学校へのご協力に感謝するばかりです。

 田植えができなかった分も学校が再開してから、稲刈りまでの間、しっかりと世話をしていきましょう。

 

 先生方の声を皆さんに紹介します。

 今回は、社会、英語、メディアセンターの司書の先生からの言葉です。

 

☆社会:地図帳は見るんじゃない、読むんだ。

【地図帳は日本中の中学生が持っている】

 私たちの生きる世界はとても広く、一生かけてもすみずみまで行くことはできません。地理の学習の時間は「私たちの生活の場と世界をつなぐ」活動です。地理の時間に欠かせないのが「地図帳」です。地図帳の読み方をマスターし、世界を知り抜きましょう。

 当然のことながら、地図帳は1冊の本です。本は読み物なので、地図帳も(1枚の地図も)「見る」ではなく「読む」になります。地図を読むことを「読図」(どくず)と言います。ただし、普通の本と異なるのは説明や物語が記してあるわけではないこと。地図にある地名や地形などの情報からその場所や地域の状況や物語を読み取ります。地図帳を楽しむには想像力が必要かもしれませんね。

 ちなみに、地図帳の本当の名前を「教科用図書 地図」と言います。地図帳は「教科書」であり、日本中の中学生が地図帳を持っています。教科書と同じ価値のある地図帳をマスターすれば、地理を制するとも言えます。(F先生)

 

☆英語:試してみよう!先生のおすすめワンフレーズ

【なりきり音読はどう?】

  「教科書に登場する人物ってどんな性格なんだろう?」と考えながら改めて教科書を読んでみると、一度読んだ内容もちょっと新鮮に感じられます。 

 例えば、【光太君】はお姉ちゃんには頭が上がらなくて、ちょっとおっちょこちょいな男の子、だと考えると1年生の教科書98Pの【光太】の Oh, they’re easy.は「そんなの簡単じゃん!」っていう自信たっぷりの言い方で、Oh no!は「なんてこったあ。」と思い切りがっかりした感じで読みたくなりますね。声優さんになったつもりでアフレコ気分を味わいましょう。(S先生)

 

◎図書室:オススメの本、メディアセンターにはまだまだあります!

【作:角野栄子・画:林明子魔女の宅急便」】

  皆さんと同年代の魔女・キキがホウキに乗って空を飛ぶシーンが印象的な物語です。現代っ子の新米魔女は自立のために商売を始めますが、上手くいくことばかりではありません。失敗したり落ち込んだりすることもあるけれど、周りの人たちに支えられて成長していきます。(図書館司書I先生)