分散登校3日目。
今日は快晴でしたが、風が強く登下校が大変だったと思います。
天候に関係なく、登下校は交通安全に注意してください。
今回は国語、生徒指導担当の先生の言葉を紹介します。
☆国語:一度は読んでみて!先生のおすすめの本
【中村計「甲子園が割れた日 松井秀喜5連続敬遠の真実」】
何のために部活の練習をするのか、それは本番で練習の成果を発揮するためです。それが甲子園なら、たとえ空振になったとしてもバットは振りたいはずです。
石川県の星稜高校の4番バッターだった松井秀喜選手は甲子園の注目選手の一人でした。その松井選手は一度もバットを振らせてもらえず、甲子園を去りました。振れなかったのではありません。振らせてもらえなかったのです。
野球のテクニックとして、敬遠があります。強いバッターにヒットでたくさん点を取られることを防ぐために、わざとバッターから遠いところにボールを投げるのです。バッターはバットを振らせてもらえずに一塁へ進むので、最少失点に押さえることができます。
松井選手は5回バッターになり、5回全て敬遠されました。バットを振らせてもらえなかったのです。松井選手の練習の成果は発揮されず、日本中が相手チームに怒りました。
私もこの話を知ったとき、相手チームの監督に対して許せないという気持ちになりました。どんなに強いバッター相手でも自分のチームの投手を信じて勝負させるべきだと思ったからです。甲子園のために練習をしてきたのは松井選手だけではないのです。
しかし、この本を読んでいくうちに、日本中が勝手に怒っていただけで、当事者たちは全く違う思いをもっていることを知りました。今でも語り継がれる甲子園の大事件「松井秀喜5連続敬遠」の真実に驚いてもらいたいです。(Y先生)
◎生徒指導:思い出して!こんな時だからこそ伝えたいこの言葉
【あいさつ】 動画はコチラ → 「あいさつ」 - Streamable
「当たり前の質を高めてほしい」。校長先生が大切にされている言葉です。その中でも「あいさつ」は当たり前のなかでもさらに当然のことだとみなさんも思っているはずです。しかし、当然のことになればなるほど、不思議としっかりやらなくなってしまうものです。朝起きたら「おはよう」。食事の前後は「いただきます」「ごちそうさでした」。寝る前は「おやすみなさい」。伝えるべき人にしっかり伝わるように、「あいさつ」をしましょう。当たり前のことをバカにせず、やり続けられる人こそが立派な人だと思います。(T先生)