【5/25新湊南部中学校の生徒の皆さんへ】

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授業を終えて帰る表情にも充実感があります。

分散登校6日目。
2週目に入り、学校での生活がようやく「日常生活」になってきたようです。

 

今回は社会、生徒指導担当の先生の言葉を紹介します。

 

☆社会:地図帳は見るんじゃない、読むんだ。
【船乗りにはメルカトル図法


 地図には縦の線である「経線」(赤道に垂直な線)と横の線である「緯線」(赤道と同じ向きに平行な線)が走っています。メルカトル図法は「緯線と経線が直角で交わる地図」です。メルカトル図法で描かれた「世界」は、皆さんの頭の中の世界と最も一致するのではないでしょうか。
 この図法の長所は「2つの地点の緯度と経度を比較しやすい」こと。日本はヨーロッパ・アメリカとほぼ同緯度だということはこの地図を見れば、よく分かります。また、赤道(緯度0度)付近の形や大きさは正確なものになります。一方で、短所は赤道から離れれば離れるほど(つまり、北極や南極に近づくほど)形や大きさがゆがんでいきます。本当はあまり大きくないグリーンランドが大陸ほどの大きさになっているのはこのためです。
 メルカトル図法は「角度の正しい地図」と言われます。この地図で出発地と目的地を直線で結び、経線との角度を測り、方位磁針を合わせながら舵を常にその角度へ進むようにすれば目的地に到着する航路となるということです。手がかりの少ない大きな海を行く船乗りたちは「羅針盤」といわれる器具をもって航海に臨みました。正しい方位を知ることは自分たちの命を守ることにもつながったのです。(F先生)


◎生徒指導:思い出して!こんな時だからこそ伝えたいこの言葉
【結果】
 自分がしてきた努力や、逆に怠けてきたことでの「結果」がどうなるか。誰にも分かりません。同じようにしていても、同じ「結果」になるとは限りません。もちろん「結果」は大事ですが、「結果」にこだわりすぎる必要はないと思います。自分にできることをすべてやったのであれば、「結果」はおまけぐらいに考えるのがちょうど良いのかもしれません。(T先生)